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東日本大震災で被災した建物を残すべきだ 第933号 [O6 その他]

◆リード:1/10昨夜のNHKニュースで、東日本大震災で被災した建物を壊すかどうかで揺れている市町村の様子が放映されていた。私の考えは、以前の<あったかい家族日記ブログ記事「被災地を巡る家族旅行 その1~その4>で紹介したように、是非とも残すべきだという立場である。ワタミ株式会社取締役会長の渡邉美樹氏が陸前高田市の参与に就任していたことから、美樹氏に手紙を出した。

2012.11.10 東日本大震災で被災した建物を残すべきだ 第933号

ー渡邉美樹氏からの返信ー

近況:
 11/10昨夜のNHKニュースで、東日本大震災で被災した建物を壊すかどうかで揺れている市町村の様子が放映されていた。この夏、家族旅行した「陸前高田市」の市役所近辺の建物の映し出された。

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私「あっ、この夏訪問したあの建物だね。取り壊すんだやっぱり。」

 妻とアキコ、クニコも実際に訪れただけに、関心が高く、ニュースを見ていた。
 大船渡市での被災した建物を壊すかどうかの話し合いの様子も放映されていた。
 兄を亡くした弟さんは壊すことに賛成の立場(思い出すのが辛いという)で、一人娘を亡くした母は反対の立場であった。その母親曰く、「はじめは思い出すのが辛くて取り壊してほしいと思っていたが、今では反対だ。この震災のことを伝えるのは生き残ったものの責任。建物を壊してしまうと、その悲惨さを伝えるものがなくなってしまうから。」(ファーザーによる要約)だそうだ。
 一人娘を亡くした母親の話だから、説得力がある。以前のブログ記事に書いたように、私も、この母親の意見と同じく(理由も含めて)、取り壊すのに反対である。原爆の悲惨さを伝えるのに、原爆ドームと広島平和記念資料館が不可欠なように、被災した建物ーたとえば、南三陸町の防災対策庁舎ーを残すことは必須であろうと思う。

※防災対策庁舎とは、「6メートルの津波が予想されます。逃げてください」と津波が迫る中、最後の最後まで防災無線で避難を呼びかけた、町職員遠藤未希さん(24歳)のエピソードのうまれたその場所である。

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 是非とも、悲惨さを後世に伝える建物の保存をお願いしたいものだ。

【渡邉美樹氏へ手紙】

 ただ、座して願っているだけでは、影響力を行使できない。悲惨さを後世に伝える建物の保存のために、力のある方にその影響力を発揮していただけるように働きかけることは、私にできることである。
 そこで、渡邉美樹氏(ワタミ株式会社取締役会長。学校法人郁文館夢学園理事長、岸和田盈進会病院理事長。)に、この件に関連して手紙を出した(ことを思い出した)。
 次の内容である。


                                                          平成24年10月8日(月)
渡邉美樹様

拝啓 私は、A県で小学校教員をしているB歳の男性で、渡邉美樹会長のファンです。いつからかというと、船井幸雄のカセット情報で渡邉会長の生い立ちや社長になるために佐川急便で働いたこと、経営目的などについて語られた約60分間の話を聞いてからずっとです。以来渡邉会長の本には必ず目を通し、私ばかりでなく娘二人もワタミの株主になって久しいです。

 さて、株主ふれあい通信22ページを読み、渡邉会長が陸前高田市の参与に就任していたことを思い出しました。実は、この夏の家族旅行は、被災地を巡る家族旅行をしました。
そこで、奇跡の一本松をはじめ、悲惨な状況を目の当たりにしてきました。一方でどんどん復興していく現状も見聞しました。
 原爆を落とされた広島が復興していったように、いずれ東北の被災地も復興していくことでしょう。
 しかし、そこに落とし穴があります。このままだた復興していくだけでは、原爆ドームのない被災地になってしまうような気がしています。これでは、「この悲惨極まる大震災を忘れずに後世に伝える」ことはできないと考えます。

 そこで、参与として陸前高田市に影響力をもっている渡邉会長に提案があります。被災地に広島の原爆ドームに匹敵する悲惨さを象徴する建物を遺し、原爆資料館に匹敵するような建物を建てることです。そうすれば、これは教育的価値を持つと同時に大きな観光資源となることでしょう。もう一つの世界文化遺産にもなり得るかも知れません。

 詳しくは、同封した私のブログ「あったかい家族日記」の記事を是非ご覧ください。ちなみに、私のブログは故七田眞氏から子育てに役立つブログとして推薦されています。
 以上、ご検討のほどをお願いいたします。

 ワタミのますますの発展を祈って筆を置きます。
                                                                            敬具
                                                                          Fより


    追伸 郁文館夢学園理事長である、渡邉美樹さんに、向山洋一「教師修業十年」     という本を贈ります。向山洋一氏は、『致知』にも、JUST CDにも登場したこ     とのある、日本の教育界のリーダーです。著作は200冊は超えるでしょう。教     育技術法則化運動の代表でもあります。その方の処女作の復刻版です。教育に     は特別に思い入れがあると思うので、是非目を通してみてください。         教師の英知を集めたサイトです→ http://www.tos-land.net/

【美樹氏より返信】

 10月9日の消印で、美樹氏直筆の葉書による返信が来た。(過去にも、直筆で返事をいただいているので分かる。)
 文面をそのまま紹介しようかとも考えたが、私信なので、差し障りのない一部のみ紹介する。
 美樹氏は、陸前高田市でも、被災を象徴するような建物の相談を受けているそうである。美樹氏自身は、被災地の意向で決めていきたいそうだが、私の意見(手紙と合わせて、あったかい家族日記ブログ記事「被災地を巡る家族旅行 その1~その4までを印刷して送った。)に対して、「貴重なご意見に感謝です」とあった。

 よほど心を打つ内容か役立つ内容でないと、おそらくは秘書止まりで、多忙な美樹氏本人に読んでもらえないだろうし、読んでもらっても返信はないと思うのだ。
 まずは、読んでもらえたようだし、おまけに返信までいただけてよかった。


【自分でできるところから……】

 以上、昨夜のニュースで思い出して、美樹氏とのやりとりを記事にしてみた。

 私は、私なりに影響力を行使できる範囲で、私なりに影響力を行使できるツールで、やっていく。ただ状況に一喜一憂するだけでは、状況は変わらない。自分で影響力を行使できる範囲で、できることをすることが大事だと考えている。
 被災地のこと(三陸海産再生プロジェクト参加、奇跡の一本松募金、家族旅行の後のブログ記事での発信、そして南三陸ホテル観洋の女将さんへの手紙、この美樹氏への手紙)でも、仕事でも、家族のことでも。
 このブログ記事での発信も、実は日本の家族再生を願っての一つの影響力の行使である。

◆関連記事:

・被災地を巡る家族旅行 その1  第911号ー陸前高田市「奇跡の一本松」他

・被災地を巡る家族旅行 その2  第912号南三陸ホテル海洋「震災を風化させないための語り部バス」その1

・被災地を巡る家族旅行 その3  第913号ー南三陸ホテル海洋「震災を風化させないための語り部バス」その2ー

被災地を巡る家族旅行 その4  第914号

◆キーワード:1 東日本大震災  2 家族旅行  3 渡邉美樹

◆留意点・その他:

・ブログサイドバーに書いてあるように、この『あったかい家族日記』は、右脳教育・幼児教育の権威である七田眞氏より子育てに役立つブログとして推薦をいただいています!

 この「あったかい家族」を読んでみると、日本を良くするには家族の再生が大切、という思いで書いておられ、とても共感でき、大変良い内容ですので、このブログ、前にも紹介しましたが、改めて再びご紹介する次第です。是非Fさんのブログを覗いてください。
 Fさんのブログの内容は、ご自分の子育てを中心にした実践的内容なので、子育てをなさっているご両親には、きっと参考になると思います。(七田眞ウエブログ2006年05月01日号より)

ありがたい評価だと思っています。

・昨日、11月10日(土)に1回目、翌11日(日)にアンダーラインを引きながら2回目を読んだ。読んだ本は、『夫は犬だと思えばいい』。妻である母親が安心して笑顔でいられれば、大半の子どもの問題は解決する。ところが、大半の母親は孤独で安定していない。頼りにしたい夫が話をちっとも聞いてくれないとこぼす妻。一方、夫も、妻がいつもイライラしていて家で落ち着けないとこぼす。つまり、夫婦ともに限界。男性と女性の違いは大きい。だからこそ、「どうせわかってくれない。無理」と切り捨てるのではなく、想像して、分からなくても分かろうとすることが大切と、筆者は説く。そのための、意識改革の秘訣が、「夫は犬だとおもえばいい」という文言。「夫を犬に見立てて対応する話は、意外に核心を突いており、奥が深い」というのが、私の感想である。夫にも、妻にも、子どもがあるない関係なく、お勧めの一冊だ。

『夫は犬だと思えばいい』は、あまりにもタイトルが刺激的であったし、高濱 正伸さんの本であったので、購入した。ポイントは、<Part3「夫よ、妻の話を聞こう」では解決できない>だと考える。
・夫に読ませたい(読むべき)ページは、114ページから116ページ。
・妻に読ませたい(読むべき)ページは、117ページから120ページだ。「~男はプライドをずたずたにされたら、とても家族のためにはがんばれません。男は家族に忠節を尽くす生き物なのです。子どもを持った途端に、絶対にこの子と妻は食わせてみせると思うのが男です。プライドだけで生きています。 ところが妙な平等主義がはびこるあまり、お父さんがないがしろにされることが多くなりました。これではプライドが保てない。がんばれないのです。 昔は、家長制度という便利な仕組みがありました。「家長なんだから」と、女性が上手に立ててくれました。今はそんなものはありません。だけど、男は「立てられてなんぼ」、なのです。そこのところは分かってください。 象徴的なものにご飯があります。ご飯は大切です。夫の協力を手に入れるカギとすら言えます。 お父さんのご飯の用意をあと回しにしていませんか。先に子どもに出していませんか。「まずお父さんね」と言って、真っ先にお茶碗を出してあげる。「夕飯何が食べたい?」と、子どもではなくお父さんに聞くのもいいでしょう。「これはお父さんだけ」というつまみの一品でもあれば最高です。「あなたがいちばん、ということを意識してますよ」と、みせてあげるだけで違います。」(117~118ページより引用)←夫であるファーザーは、本当に本当にそう思う。これを、犬だと思ってやるとどうなるか。→「~ためしに「夫を犬だ」と思ってみてください。ご飯がいかに大切かわかると思います。真っ先においしいものを出してあげる。ほとんどそれだけで喜んで忠誠を誓うのですから、ラクなものでしょう。家族でレストランへ行ったら、まずお父さんにメニューを渡して、「お父さんからね!」これだけでいいんです。」(146ページより引用)……この辺りが、「夫を犬に見立てて対応する話は、意外に核心を突いており、奥が深い」と、私が感想をもつゆえんである。この通りにやれば、きっときっと効果があると、私は思う。昔はこれが当たり前であったろうが、現代でこれができる、聡明な女性はまずいないと思うし、反発される女性の
方が大多数だと思うが。

・「夫を立てるって!」「何言ってるの!」「夫とは対等よ!」…という我の強い大方の女性にとって、先ず無理な相談でしょう。それでも、「夫を犬だと思えば」、「(犬と飼い主ではどう考えても立場は飼い主である人間が上です)まあ、やってやるか。」となるのです。そこが、この「夫を犬だと思え」のすごい長所であり、短所(本当の感謝の気持ちから立てているのではない)でもあるのです。
 それでも、心の中までは、なかなか見えないでしょうから、夫のプライドは満たされ、きっとうまくいくことでしょう。

夫は犬だ夫は犬だと思えばいい。と思えばいい。

  • 作者: 高濱 正伸
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/09/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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qooo

被災地の復興には、色々な思いがありますね。
住んでらっしゃる方々には、もちろんの事ですが、
震災が風化していかないように、いつまでも、
日本人の心の傷の一つとして、記憶されて語り継がれる事が
とても大切な事だと思います。

ご紹介の本、とても、面白そうですね。
高濱さんの教育関連の本は、読んだ事があります。
その中でも、家族の関係の大切さを、語ってらっしゃったので、
非常に興味深いなと思いました。
読んでみたいなと思います。

by qooo (2012-11-15 15:44) 

yahhoo1

93 南三陸町防災庁舎

しかし
あなただけの問題では
あなたのみのことがらではなくなっている
手塩に掛け育てあげた、かけがえのない
娘さんの死は既にあなただけのものではない
娘さんの薄命は返す返すも悔やまれ
深い悲しみは察するに余りある
しかし、肝心なことは
娘さんの死を意味あるものとすること
捧げられた命を将来へ刻印すること

津波に取り残され
南三陸防災庁舎は立っている
鉄の骨組みあらわにされ
ひとり海っぱたに立っている

あなたもいつかは亡くなる
癒えることのなかった
やるせない思いを抱え
彼岸へと旅立つこととなる
いとしい娘さんが待っている
しかし、それでは
娘さんはうかばれない
娘さんは意味を失ってしまう

あなたの死と共に娘さんも消え去ってゆく
日月とともに忘れ去られてゆくこととなる
それでは
捧げられた
娘さんの命は報われることはない                   
かけがえのない死を意味あるものとして
孫子の代を越え将来へ
語り継がねばならない
そのための
揺るがぬ証しを
われわれは必要としている

押し寄せた渦巻く海は
たやすく庁舎三階を越え
多くの命を飲み込み
すべてかっさらっていった
傷跡さらし天仰ぎ
屹立している
吹きっさらしの庁舎






by yahhoo1 (2012-11-15 22:28) 

ファーザー

>qoooさんへ
コメントありがとうございます。

『夫は犬だと思えばいい』は、あまりにもタイトルが刺激的であったし、高濱 正伸さんの本であったので、購入したのです。ポイントは、<Part3「夫よ、妻の話を聞こう」では解決できない>だと考えます。
・夫に読ませたい(読むべき)ページは、114ページから116ページ。
・妻に読ませたい(読むべき)ページは、117ページから120ページですね。「~ご飯は大切です。夫の協力を手に入れるカギとすら言えます。 お父さんのご飯の用意をあと回しにしていませんか。先に子どもに出していませんか。「まずお父さんね」と言って、真っ先にお茶碗を出してあげる。「夕飯何が食べたい?」と、子どもではなくお父さんに聞くのもいいでしょう。「これはお父さんだけ」というつまみの一品でもあれば最高です。「あなたがいちばん、ということを意識してますよ」と、みせてあげるだけで違います。」(117~118ページより引用)←夫であるファーザーは、本当に本当にそう思います。これを、犬だと思ってやるとどうなるか。→「~ためしに「夫を犬だ」と思ってみてください。ご飯がいかに大切かわかると思います。真っ先においしいものを出してあげる。ほとんどそれだけで喜んで忠誠を誓うのですから、ラクなものでしょう。家族でレストランへ行ったら、まずお父さんにメニューを渡して、「お父さんからね!」これだけでいいんです。」(146ページより引用)……この辺りが、「夫を犬に見立てて対応する話は、意外に核心を突いており、奥が深い」と、私が感想をもつゆえんです。この通りにやれば、きっときっと効果があると、私は思います。以上、夫編の核心にしぼって書きました。
by ファーザー (2012-11-23 06:19) 

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