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親子「論語」塾 その2 第560号ー「辞は達するのみ」ー [D1 父と子塾]

◆リード:原則として週1回の父と子塾で、もう6回連続で「論語」を教えている。テキスト『親子で楽しむこども論語塾』を使いつつ、毎回1章ずつ扱っている。今回は「辞は達するのみ。」を扱った。※論語の指導に興味のない方は、スルーしてください。

2009.2.15 親子「論語」塾 その2 第560号
ー「辞は達するのみ」ー

 原則として週1回、父と子塾(父と子の勉強会)を行っている。

 今日は、第二期12回目の父と子塾である。

【第二期父と子塾の通常のメニュー】

 第二期父と子塾の通常のメニューは次のようである。

 ①あいさつの後、まず「幸せになる五つの約束」を唱える。
  ※ アキコ・クニコは暗唱してしまった。

 ②次に、「1週間のグッド&ニュー」行う。1週間の出来事をふり返って、よかったことやニュースとなるようなことを発表するのである。

 ③そして、先週立てためあてのふり返りと今後1週間のめあてを立てる。

 ④それから、「今週読んだ本」の発表をして、前半の終了である。ここまで、30分と少しである。

 ⑤休憩をはさむ。おやつが出ることが通常である。…後半はメインの学習に入る。

 ⑥メインの学習
 
 ⑦終わりのあいさつ

【親子「論語」塾ー「辞は達するのみ。」ー】

 この後半のメインの学習の中で、必ず取り上げているのが、「論語」である。

 テキスト『親子で楽しむこども論語塾』を使いつつ、既に5回連続で「論語」を教えている。毎回見開き2ページで1章ずつ扱っている。今回は「辞は達するのみ。」を扱った。

 テキスト18ページには、次のように書いてある。

子曰わく、「辞は達するのみ。」

孔子先生がおっしゃった。
「言葉というものは、相手にその意味を十分に伝えるようにすることこそ大切なのだ。」

 問題は、これをどう教えるかである。(読者のみなさんは、どうやって教えますか。)


【論語「辞は達するのみ。」をどう教えたか その1】

 ただひたすら元気な声で音読する。これも立派な指導だと思う。

 私は、しばし考えて、次のようにした。

私「アキコもクニコも、お友達や担任の先生、お父さん、お母さんとよく話をするよね。例えば、おもしろかったテレビのこと。休み時間のこと。担任の先生がジョークを言って笑わせたこと。買い物をしたこと。バレンタインのチョコレート作りをしたことなどね。わが家では、楽しかったこと、ニュースになることなど、「グッド&ニュー」という形で話しているよね。

そんな、相手に何かを伝えるとき、どんなことが大切かな?」

アキコ「相手を見て言う。」
クニコ「相手の目を見て言う。」
私「そうだね。大切なことだね。」
クニコ「マナーの本にそう書いてあったよ。」

私「なるほど。他にはどんなことが大切かな?」
アキコ「もごもご言わないで、はっきりと言う。」
私「はっきりとした声で言うということかな。」
クニコ「質問にちゃんと答える。」

私「確かに大切だね。他にないかな。」
アキコ・クニコ「う~ん。」(間)

私「例えば、<ていねいな言葉遣いで話す>とか、楽しかったなら楽しそうに<気持ちを込めて話す>とかも大切だよね。」
アキコ「そう気持ちを込めてって、(担任の)先生も言ってる。」

私「孔子先生は、相手に何か話す(伝える)とき何が一番大切だと言っていると思う?!
(間)それはね、<辞は達するのみ>つまり<正しく伝わること>が大切だと言っているんだよ。<何を言っているのかチンプンカンプン>じゃあ困るだろ。<よくわからない、一体何が言いたいんだろう???>では、聞いていてつまらないし、用をなさなだろ。だから、<辞>つまり<言葉>は、正しく伝わることが大切だと、孔子先生は言っているんだよ。」

アキコ・クニコ(ふ~ん、確かにそうだとう風な顔)

私「お父さんもお母さんに<急に話が飛んでよくわからないわ>と言われることがあるだろ。あれじゃあ、ダメなんだ。今度からそんな時はお母さんから<辞は達するのみ>なんて言われるかもしれないね。」(近くにいた妻は、笑って聞いていた。)

アキコ・クニコ(にこにこしている。)

【論語「辞は達するのみ。」をどう教えたか その2「音読」】

私「それじゃあ、テキスト18ページを開いてごらん。(アキコ・クニコ開く)お父さんの後について音読するよ。 <子曰わく>。」
アキコ・クニコ「子曰わく。」

私「<辞は達するのみ>。」
アキコ・クニコ「辞は達するのみ。」(以上を3回くり返す)

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私「1回で言うよ。<子曰わく、「辞は達するのみ」>。」
アキコ・クニコ「子曰わく、『辞は達するのみ。』。」(2、3回くり返す)

私「意味を読むよ。<孔子先生がおっしゃった。>はい。」
アキコ・クニコ「孔子先生がおっしゃった。」

私「<言葉というものは、>はい。」
アキコ・クニコ「言葉というものは、」

私「<相手にその意味を十分に伝えるようにすることこそ>はい。」
アキコ・クニコ「相手にその意味を十分に伝えるようにすることこそ。」

私「<大切なのだ。>はい。」
アキコ・クニコ「大切なのだ。」(以上を2,3回くり返す。)

私「通して言うよ。<孔子先生がおっしゃった。『言葉というものは、相手にその意味を十分に伝えるようにすることこそ大切なのだ。』>はい。」
アキコ・クニコ「孔子先生がおっしゃった。『言葉というものは、相手にその意味を十分に伝えるようにすることこそ大切なのだ。』」

私「次は、左のページ<解説>を読むよ。<言葉は、詩でも文章でも>はい。」
アキコ・クニコ「言葉は、詩でも文章でも。」

2564435

私「<自分の気持ちや考えを>はい。」
アキコ・クニコ「自分の気持ちや考えを。」

私「<正しくわかりやすく、人に伝えることが>はい。」
アキコ・クニコ「正しくわかりやすく、人に伝えることが。」

私「<いちばんの目的なのです。>はい。」
アキコ・クニコ「いちばんの目的なのです。」

私「<すぐれた言葉を身につけることは、>はい。」
アキコ・クニコ「すぐれた言葉を身につけることは。」

私「<すぐれた人になるために、ぜひとも必要なことですね。>はい。」
アキコ・クニコ「すぐれた人になるために、ぜひとも必要なことですね。」

 このように、指導者の後について音読するやり方を「追い読み」と言うが、長い文の場合、区切って追い読みするとよい。慣れたきたら、一文通して追い読みをすればよい。
 そして、十分に音読になれたら、二人そろっての斉読をさせて、完成である。

 このテキストは、一章について、いつも見開き2ページを使い、右ページに書き下し文と原文(白文)、そして現代語訳を載せている。左ページには、子供用解説を載せている。

 私の場合、最後に、「右ページの書き下し文→原文(白文)→現代語訳→左ページの子供用解説」の順に、二人そろっての斉読をさせて終わっている。

 

 以上の指導に要した時間は、ちょうど15分である。

 今後、グッド&ニューの場面で、よく伝わらない言い方をした場合、「辞は達するのみ」と言われそうである。もちろん、私も含めて。

 このテキスト『親子で楽しむこども論語塾』は、二十章扱っているので、後しばらくはこのテキストを使っての、親子論語塾になりそうである。


【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

親子「論語」塾開始 542

「幸せになる五つの約束」その2 535

アキコ・クニコ 暗唱 最高段位7段 達成!
 

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◆キーワード::1 親子論語塾 2 父と子塾  3 論語の指導

・16日(月)夜、アキコが話しているのだが、妻は「何を言っているのかよくわからないわ。」と言っていた。私がそれを見ていて「辞は達するのみ。」と言ったら、アキコは笑っていた。日常会話の中に、論語が入ってきている。

・これまで、父と子塾で扱った論語は次の通り。
▼1回目『之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。』…第二期7回目の父と子塾12月27日(土)

▼2回目「子貢問いて曰く、『一言にして以って終身之を行うべき者ありや。』 子曰わく、『其れ恕か。己の欲せざる所、人に施すことなかれ。』」…第二期8回目の父と子塾1月10日(土)

▼3回目『人にして遠き慮り無ければ、必ず近き憂いあり。』…第二期9回目の父と子塾1月24日(土)

▼4回目『過ちて改めざる、是れを過ちと謂う。』…第二期10回目の父と子塾1月31日(土)

▼5回目『徳は弧ならず、必ず隣有り。』…第二期11回目の父と子塾2月7日(土)

▼6回目『辞は達するのみ。』…第二期12回目の父と子塾2月15日(日)

・アキコは、「次は、このページをやりたい。」などと言っており、15分のことでもあり、論語を学ぶのはいやではない。

・あと、通常は以前やった章も、新しい章を学習する前に1回音読させている。

・このように、論語の学習は1週間に一章のペースだが、次の週まで毎朝その週習った一章を音読させている。寝間着を着たままだったりするのだが、一章で短いのでやれてしまう。子供たちは音読するうちに覚えてしまう。

・使っているテキストは、以前にも紹介した安岡定子『こども論語塾』である。本文で紹介したように、一章について見開き2ページでうまくまとめていて、よいテキストである。子どもと論語を学習するなら、お勧めである。わが家は、教科書のようにして一人一冊ずつ合計3冊購入して活用している。

こども論語塾―親子で楽しむ

こども論語塾―親子で楽しむ

  • 作者: 安岡 定子
  • 出版社/メーカー: 明治書院
  • 発売日: 2008/02
  • メディア: 大型本

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