我が子が自由研究を通して学んだこと [D4 家庭学習・自由研究・夏休み他]
◆リード:アキコ(小3)の夏休みの自由研究「いろいろな色の名前とその由来」が完成した。その実物を写真で示すと同時に、本自由研究に取り組んだ意義(学んだこと)について考えてみた。
2007.9.14 我が子が自由研究を通して学んだこと
ー夏休みの自由研究その7「写真による実物紹介」ー
前記事で紹介したように、アキコ(小3)の夏休みの自由研究「いろいろな色の名前とその由来」が完成した。
その実物を写真で示す。
【1 研究テーマ 及び 2 調べようと思ったわけ】
【3 よそう】
【4 調べる方法】
【5 準備する物】
※「夏休みの自由研究その2ー研究の計画を立てるーhttp://blog.so-net.ne.jp/kazoku/2007-08-31を参照のこと。
【6.調べたけっかー『いろいろな色の名前とその名前のゆらい』の一覧表ー】
(1)花の色からつけられた名前



(2)果物・木の実・食べ物の色からつけられた名前





(3)植物の色からつけられた色の名前


(4)動物の色からつけられた色の名前


(5)物の名前からつけられた色の名前



(6)クレヨンの絵の具にある色の名前


※写真のアップ限界となりました。
(7)外国の色の名前からつけられた名前
【7 調べたけっかからー気づいたこと・思ったこと・考えたことなどー】
① はじめは「花の色」や「果物の色」ぐらいしか、名前がつけられたわけを知りませんでした。(※由来という言葉は、3年生に難しいと判断したので、易しい言い方に言い換えている。)調べてみたら、とてもたくさんの「花の色」や「果物の色」がありました。
② それいがいにも、「木の実の色」「食べ物の色」「植物の色」「動物の色」「もの(ほうせきなど)の色」などからくる色の名前もたくさんありました。
③ 外国の色も、同じように「花の色」=バイオレット、「果物の色」=ストロベリー、「木の実の色」=オリーブ、「食べ物の色」=オレンジ、「動物の色」=ベージュ、「もの(宝石など)の色」=エメラルドからたくさん名前がつけられたいたので、びっくりしました。お父さんも、アイボリーが「ゾウのきば」からつけられた色の名前であることや、バイオレットが「スミレ」、ベージュが「羊の毛」からつけられた色の名前だと知ってびっくりしていました。
④ ふつうの言い方だと思っていた「ムラサキ色」「だいだい色」が、実は植物からきていると知ってびっくりしました。
⑤ このような名前がつけられたわけのしくみ(名前の決まり方)に気づいたら、「バナナ色あるかな?」「スイカ色はどうかな?」と思って調べたら、「バナナ色」がたしかにありました。「スイカ色」はありませんでした。バナナ色のように調べた以外にも、きっとたくさんの名前があると思うし、これ以外のことから名前が決められている場合もあると思います。さらに、調べてみたいと思います。……以上、研究の実物報告。
この「7調べた結果からー気づいたこと・思ったこと・考えたことなどー」は、「6調べた結果ー『いろいろな色の名前とその名前のゆらい』の一覧表ー」をもとに、最も頭を働かせ、調べた結果から考えられそうなこと、成果と言えそうなことをまとめねばならない。
合わせて、課題や今後追求したいことを明確にして述べるところでもある。
【アキコが本自由研究に取り組んだことを通して学んだこと】
ながながと書いてきたが、アキコが本自由研究に取り組んだことを通して学んだこと・得たことを整理してみる。
1.研究テーマのとおり「いろいろな色の名前とその由来」について、わかったこと。
2.研究の仕方について、実地で学んだこと。
①研究テーマの決め方
②研究計画の立て方
③研究方法(本や図鑑、インターネットの活用の仕方を含む)
④研究のまとめ方(考察の仕方、残された課題の記述を含む)etc.
3.研究の楽しさ、大変さを体験を通して学んだこと。
4.そして、研究を始める当初は気づかなかったが、自分に対する自信を高めたこと。これがある意味では、アキコにとって最大の収穫かもしれない。
5.親子の絆、信頼関係が深まったこと。
夏休みの最終日、アキコの研究を最終チェックしていて、見落としをいくつか指摘した。 アキコは、「やっぱりお父さんに見てもらわないとだめだな。」と言っていた。
初めての自由研究であったので、かなり私の方でリードしたが、アキコからの信頼が高まったことは確かである。これは、私にとっての最大の収穫かもしれない。
いずれにしても、今回アキコと一緒に自由研究に取り組んだことは、アキコとの一生の思い出となるだろう。
【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」
「夏休みの自由研究その4ー研究開始その2インターネットで調べるー」
「夏休みの自由研究その5ー研究開始その3 調べたことをまとめる1ー」
「我が子に自信もたせた夏休みの自由研究完成!ー夏休みの自由研究その6「Google画像で写真の収集」ー」
◆キーワード:1 夏休み自由研究 2 夏休み 3 親子の信頼
◆留意点・その他
私自身、アキコと一緒に調べてみて、<赤、みどり、黄みどりなどのふつうの言い方>の多くが、実は「だいだい色、もも色、水色、ムラサキ色、茶色、こげ茶色、おうど色、はい色など、ほとんど花の色、果物の色、モノの色……」だったことがわかり、驚いた。
バイオレット=スミレのように、外国語も日本語と同じような色の名前の決め方であることを知っても、驚いた。
これをさらに詳しく調べてまとめれば、ちょっとした小冊子『色の名前の由来』(日本語編、外国語編で各一冊)になりそうである。だが、既にそんな小冊子がありそうである。
私は、日本古来の色の名前があまり使われなくなったのは、身近にそのような命名の由来となる本物のものが見られなくなったことが大きいのではないかと推察する。なぜなら共通の経験(本物についてのイメージ)がなければ、色のイメージが伝わらないからである。たとえば、キキョウ色や、ヨモギ色など、キキョウの花やヨモギ葉をイメージできない人には伝えることはできない。
逆に、キキョウ色や、ヨモギ色など現在では余りなじみのないものに代わって、ラベンダー色やバナナ色など、新しい身近なモノに基づいた名前が使われるようになってきたのが現在と考えられる。つまり、命名の仕組みー花の色や果物、植物……から名付けるーは変わらないが、身近な花や果物、植物……が変わっていくにつれて、よく使われる個々の色の名前(流行)は変わっていくだろう。そして、新しい色の名前も誕生してくるだろう。
この点については、外国語もおそらく同様だろうと考える。
というのは、共通な身近なモノになぞらえて表現することが、人間ー日本人であれ、外国人であれー同士のコミュニケーションでは、分かりやすい表現の有力な手段だから。
私がアキコの研究の結果についてしばし考察するとこうなる。
研究の結果の考察は、本来、精一杯自分の頭を働かせ、独創的かつ妥当な(結果からそう言えそうな)考えを書くところである。
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◆リード:私ファーザーは、本ブログ記事をもとにして、『あったかい家族日記』または『家族の幸せをつくる法則』などという書名で出版するという夢をもっています。先日、これまでのブログ記事から、本に載せたいブログ記事候補を選びました。これを1月から順に時系列で紹介しつつ、隔月ごとに「家族の幸せを…[続く]







おもしろーい!!!
写真にじっくりと眺めさせていただきました!
色の世界も奥深いですね。
私の方が子どもよりはまりそうです。
新しい世界を知る楽しさ、それも自由研究のよさかもしれないですね。
アキコちゃん、よくがんばりましたね。
やり遂げたのえらい!
ファーザーさんのリードが
きっとお上手だったからでしょうね。
一つ一つを丁寧に積み重ねていく。
そこで自信をつけていく。
また勉強になりました。
ありがとうございます!
by miyu (2007-09-15 02:07)
>miyuさんへ
「おもしろーい」という評価ありがとうございます。
結構時間をかけて記事をアップしているだけに、そのような評価はうれしいですね。
新しい世界を知る楽しさを味わうことが、研究において大切ですね。
それがその時の研究意欲の持続につながりますし、次回の研究への動機につながります。
色の研究の小冊子ですが、アキコがパソコンで文章を打てるようになったら、自分で作成させてみたいと、今思っています。
by ファーザー (2007-09-17 17:33)